不信感は拭うもの?浮気や不倫はどこからが境界線?

ランドリーまでは信号を待たなければ車で3分で着く。

暖房は車内を完全に暖めてくれた。

『日はまたがない』夫は確かにそう言った。

この時の私は、仕事のトラブルが思ったように解決しなかったのかな?と安直に思っていた。いや思おうとしていた、という方が正しいかもしれない。

 

初めてではない不信感

実は、夫に不信感を抱くのはこの時が初めてではなかった。

この時から1ヶ月ほど前に、夫の友人がお店をオープンしたのだ。開いたお店は「たこ焼き屋」さん。

オープン祝いに行くといって夕方出かけた夫は、深夜を過ぎても帰宅しなかった。夫は普段からどこに行くにも連絡をしてくるし、外出先でもマメに連絡を入れてくれる。

しかし、この日は行ったっきり何の連絡もしてこなかった。私が22時過ぎに先に就寝する旨を伝えるメールに返事をしてきただけだ。

露天でやっている「たこ焼き屋」さんに5時間以上も居たのかな?

浮気?いやいやそんなことは……。

私の知っている友達も一緒だし、夫に限って浮気?……ありえそう。

そう、夫に限って浮気……充分にありえる。ありえるのだ。

誰にでも優しいは罪作り

前にも書いたが、夫は優しい。

私にもちろん優しいが、誰にでも本当に優しい。女受けすると言えばする方だろうなという、昔の言葉を借りれば「甘いマスク」で優しいから女性関係は昔から浮ついていた。

夫との交際にあたって私は2度ほど夫からの申し込みを断っている。理由はただ一つ、「女遊びがひどそう」だったからだ。そしてそれは私の勘違いではなかった。自他ともに認める女好きである夫は実際に女遊びばかりしていた。

そんな女遊びの激しい夫との交際を受け入れたのはやはり「優しさ」だった。

車を修理に出していた夫と私の送迎で遊びに出かけた時に、夫を家まで送り届けて私が自宅に帰っていると後ろからずっとバイクでついてきてくれていたり、風邪気味だと言えば毎日飴やら飲み物やらを買ってきてくれたり、車に乗ると必ず私の好きな飲み物が買ってあったり。

それが手だと言われればそれまでなのだが、私は例に漏れずまんまとそれにハマった。そして夫は、釣った魚にたんまりと餌をくれるタイプだった。

しばらく泳がせたい

ランドリーで洗濯物を乾かしてる間に少し考えをまとめることにした。

浮気や不倫の可能性は否定出来ないけれど、きっと遊びであることに間違いはない。なぜかそう断言できた。

まさか夫が私を裏切って本気の不倫をするとは思えなかった。それほど私は愛されていた。そう確信していた。

それならば、今いちいち騒ぐのも何となく違う気がする。夫は私に冷たくしたりしてくるわけでもないし、酷いことをされているわけでもない。私が家にいる時は携帯をずっと触っているとかもないし、普段通り接してくれている。

今は様子を見るというのも妻としての覚悟かもしれない。そのうち遊びは終わる。

私はきっとここで間違えたと思う。なんであの時ハッキリさせなかったんだろうと今さらながらあの時の私を不思議に思う。

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